THANK YOU ALL !!! 2013 EU TOUR finished
北スペインを中心とした幾つかのケルト音楽フェスティバルと、
今年は僕自身にとっても人生初となるポルトガル遠征がありました。
今回は海際でなくポルトガル内地でのフェスティバルだった為か、
なんと天麩羅のルーツを見つけ出せないまま終了。
無念としか言いようがない
僕はステージ上から
「来年はポルトガル語でMCをするぜ、オブリガードベイベー。」 みたいな発言をした。
演奏終了後にCDコーナーへ来た若いポルトガル人女性がなんと日本語で
「愛したぜ、お前、音楽。 ありがとう」 とだけ言って去っていった。
素敵なお返事をいただいたぜ。
スペインのバジェスという場所で演奏した夜にやって来た、
見るからに泥水状態のパンク野郎はスペイン語で
「俺はお前達のCDを買ってバンドでやるぜ」 と言って帰っていった。
素敵なアイディアだ。ケルト×ブルースからのパンクミュージック!
アヴィレスという場所では我々を観る為にスコットランドから独りで来たという男性があり、
パラディニャスでは、昨年別の地方でハモクリを観てまた会いに来たという人があり、
カラカスのビーチステージではメタル系ヒッピー達(希少種)が我々の音楽で化学反応を起こして踊り狂った。
そして、オルティゲイラのステージでは朝4時から5時半までの夜明け前ライヴに何万人もの人が残ってくれた。
ブエノスディアス!
僕は最後に「おはようございます」とスペイン語で言って舞台を降りました。
みんな情熱的というか、これだけ何度も会いに来てくれるのだもの
遙々海を越えてというか、大陸を越えて行く甲斐があるってものよぅ。
ポルトガル語、話してくれる友達を作らないと。
素晴らしい思い出も沢山です。
「カフェ・ソーロ」だけは絶対伝わるギターの長尾はカフェイン中毒に。
露店の買物中毒のフィドル大渕はみやげ屋街のアイドルに。
ライヴ中のトシバウロンは観客の男達から「アイツはいつ首が取れるか?」という賭博のタネに。
なんにせよ、楽しいツアーでした。
来年もしつこく行ってやるから、首洗って待ってろヨーロップァー!
美土