孤島の記憶
僕はグリーンピースをあまり食べません。
というか、僕はフランスに住んでいるけれど
普段レストランでもあまり出会わない気がします。
気のせいだろか。
子供の頃、あの緑の豆を食べてどんなに良いことが待ち構えているのか
誰も説得してくれる大人はいなかったもの。
いや、今もあまりその重要性を語る人に出会わないなぁ。
インゲンとかレンズ豆とかの意義を語りたがる人は多いのに
何故グリーンピースはちょっと別なんだろ。
まぁね、色を添えるという意味では役に立っているのかもしれないな。
以前、同様の疑問から”もやし”に栄養なんてあるのかと思って調べたことがあったけど、
あれは94%以上も水分でできているというのに、
どうやらビタミンがいっぱいで大腸菌を増やしてくれるらしい。
それは、素晴らしい。
ということで、実は最近僕の家でもたまに もやしを育てています。
少しの種に少しの水をやるだけで、3日後にはもう大変なことに。
早いし、簡単だし、安い。何より面白い。
2年前に南米をひとり旅してから植物に対して興味が生まれてしまって。。
何って植物や動物に関して驚くことは多いのだけれど、
それを眺めたり実験したりして面白いと
感じられるようになった自分自身の変化も面白い。
一般的にブルースを演奏する人にそんなイメージはないと思うのですが、
実はもやしみたいな感じでカラシやアルファルファを育ててムシャムシャとね。
そしてもう胴体の部分を食べてしまった大根の葉っぱとか、
セロリの切り落とした根を少しだけ水に浸して毎日眺めている。
そうすると僕に食べられてしまった葉の部分がなんと水分だけでまた育って来て、
南国に浮かぶ小さな島みたいになったのですよ!
あぁ、写真がないな!! もどかしい。
植物をもらってもどうしても枯らしてしまう自分には
このくらいが丁度良いのかもしれない。
最後に、
それでもグリーンピースが好きという人に以前お会いしたことがあるから
その人にごめんなさい。
でもあれ、やっぱりなんなのだろう。要るかな?